白雉年間朝光寺開創と同時にその鎭守として創立されたと伝。 |
住吉神社 白薙年間、住吉大神鎮座、郷土発展に伴い今の地に鎮座。この地の鎮守と仰がれ、神徳極まる。 正徳2年(1712)、本殿再建。 明治7年(1874)、村社に列せられる。 明治22年(1889)、拝殿新築。 大正9年、神饌幣帛料供進神社に指定せられる。 續左丞抄住吉神領年紀によりますと、久米庄(当地方)が神功皇后(201〜220)の御代、既に摂津住吉大社の神領地でした。 「播磨鏡」によれば、鹿野山朝光寺(開基法道仙人)の鎮守神として崇められ、朝光寺縁起に当神社が白雉2年(651)の創立と記されておりますが、甚だ疑わしく猶それ以前に勧請せられたものと思われます。 法道仙人が当地に行脚されたとき、初めて住吉大神に遇われたという伝説の地には、今も塩水が湧き出て池をなし「塩壺さん」と称し、崇められております。(当神社北方4km) 当神社は、摂津住吉大社の神領地の因縁上御分霊を奉斎したものであります。近隣には当神社の分社もあって、其の創建すこぶる古く、往古は広大な氏子地域を有しておったものと考えられます。 兵庫県神社庁 |