社伝によると初め大己貴神が志深里三坂峯に天降られ、のちその西南麓を流れる小川の邊の霊地を相して鎭座されたのが起源と伝える。往昔は岩宮と唱へられ社殿を有せず、一大巨岩を神社として仰いでいた。 |
御酒神社 大己貴命、天降りしとき、西南麓を流れる小川の辺りを霊地とし、鎮座するが、当社の起源とされる。往古は岩宮とし、社殿もたず。 天応元年(781)、社殿建立。天平2年(730)、社殿再建。 夢のお告げにて、氏子内に美酒醸造家あらわる。後に社名を御酒神社と改める。 天正7年(1579)、兵火にて社殿焼失。寛文7年(1667)、再建。明治26年(1893)、本殿再建。昭和8年(1933)、郷社に列せられる。 兵庫県神社庁 |