東社殿に天御中主尊、中筒男命、大山咋尊、経津主命、市杵嶋姫命、日本武尊。西社殿に天御中主尊、中筒男命、大貴巳命を祀る。元は別の位置にあったが、川に近く低地でよく水に浸かったので、長享元年現在地に遷座したとされる。かつては神幸式を行っていたが、天保元年9月に流行病が蔓延し、神慮に背いた為だと神輿を能舞台へ奉納した。これは現在も、能舞台に残っている。 |
三坂神社 創立年月不詳。 長保5年(1003)、悪疫流行の時、冷泉家より再建。 長享元年(1487)、簀子橋西南の地に浸水ありて、今の地に遷座。 明和2年(1765)、社殿を改築。 天保元年(1830)、炎上。嘉永3年(1850)、再築。 明治7年(1874)、村社に列せられる。 大正5年(1916)、幣殿、拝殿を改築。 兵庫県神社庁 |