三坂神社
みさかじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】御坂神社 播磨国 美嚢郡鎮座

   【現社名】三坂神社
   【住所】兵庫県三木市加佐911
       北緯34度48分18秒、東経134度59分18秒
   【祭神】天照皇大神 豊受大神 天児屋根命 気長足姫尊 応神天皇 (配祀)菅原道真
   【例祭】5月2日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】由緒不詳

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       拝殿

   【境内社】

神功皇后が三韓より凱旋の際、赤石(明石)の浦より上陸され、美酒の里へ御幸された。月輪郷(三木)の景色を山頂より御覧になっていると、にわかに雨が降りだし、たちまち御衣が濡れるのを見て、竹皮の大きな笠を捧げる人があった。皇后は大層感激なさって、笠人の名を勅わされたという。其人の住んでいる所に、神々を勧請したと云われる。


三坂神社

神功皇后、三韓征伐より凱旋のさい、この地御幸あり。
 山頂より月をご覧になるが、降雨にて、衣濡れるを見た者、笠を捧げる。皇后感のあまり、その者の住める所に気長垂姫命をはじめ神々を勧請。

兵庫県神社庁



三坂神社御社殿改築記念碑

当神社は創立年月は明らかでないが、神功皇后が三韓親征より凱旋の帰途幡磨国津橋ノ郷に御上陸の後、美嚢郡月輪の郷に行幸遊ばされこの地に立ち寄られた際、俄雨に御衣を湿らせられた時、竹の皮の大きな笠を奉る者に「笠認」と勅命されたという、後に「笠認」が御徳を称え皇后を始め諸神を奉祀せられたと伝えられ加佐町の産土神として尊崇せられている。
応永22年(1413)御社殿が再建され、爾来先人達がその保全に務められ実によく奉仕されたことが知られるが、老朽箇所は次第に加わり檜皮葺きの建物を風雪から守るべく被い屋根を造るなど幾度の修理を施しつつ極力保全に努めてきたが、到底修理の余地を失う状態になり遂に改築を施行するに至った、只管に地域の安寧と子孫の繁栄を析り守り続けてこられた先人の御心に報いることは今に生きる者の責務であると思考し氏子中の篤い誠をもって茲に記念碑を建立する。
平成23年12月吉日

社頭石碑



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