社頭の宮淵の水底は道路(若桜街道、現国道29号線)を潜つて本社の下に入り、其の深さ知る者なしと云う。明神の御使の龍蛇が住むと信じられている。 一説に、近辺の垣ヶ原(皆木中道380)という所に、平らな大きな岩があり、その岩の上に天下ったと伝わる。天下り石と呼ばれて現存する。 |
迩志神社 口碑に西谷迩志明神 若螺姫と称して一宮大明神の御妃神に座せり。 御社頭なる宮淵の水底は道路を隔てて本社の下に及り其深さ知る者なし、一宮大明神の御使の龍蛇住おりして甚く怖るなり、又古より妊婦の安産を祈り霊験を蒙るとて参詣する者常に多し 一説に当所垣ヶ原と云う所に平なる大きな岩あり此岩の上に天下り被為遊しを氏神と奉祀せり。 社頭掲示板 |
迩志神社 天下り石の由緒、本祭神は第13代成務天皇甲申(145)2月に波加村の垣ヶ原(皆木中道380)の石上に降臨せられ、後11月14日現地に遷座された。今日畏かれども圃場整備の為神意を伺い此処に奉迎する。 昭和61年5月22日 宮司小林盛一 社頭掲示板 |
迩志神社 西谷迩志明神は若螺姫と称して一ノ宮大明神の御妃神ニ座なり 御社頭なる宮淵の水底は道路を隔てて本社の下に入り其深さ知る者なし土人は明神の御使の龍蛇住めりとて甚く怖るるなり 又古より妊婦の安産を祈れば霊験を蒙るとて参詣する者常に多し 一説に当所垣ヶ原と云う所に平なる大きな岩あり此岩の上ヘ天下り被爲遊しを氏神と奉祀せり 兵庫県神社庁 |