丸岡町の街中、平地に鎮座する。 |
猪爪八幡神社 八幡神(はちまんしん・やはたのかみ)は、日本独自で信仰される神で、八幡神社は日本全国で四万数千社も在りますが、猪爪八幡神社もその一つで、八幡神社の総本社は大分県宇佐市にある宇佐神宮です。 丸岡町内には23種、80社のお宮さんが有りますが、八幡神社は33箇所にあります。 御祀りしてある祭神は、応神天皇で、託宣(たくせん…お告げ)をよくする神として知られ、奈良時代(700年代)に全国の寺の守護神として広まり、祀られるようになつたようです。 昔、敬神の心厚かった日本人は、5〜6軒も家が建つと先ず神を祀り、山海の幸を供え、祭礼を行ったと言われていますから、おそらく猪爪村が出来ると村の人々は五穀豊穣や健康を願い村の中に神社を建て御祀りしてきたものと思われます。 江戸時代に書かれた文献によれは、白道寺の南方に、泰長院と云う寺が有り「たいちん」と呼ばれ近くに「たいちんの池」が有ったと残っています。 この泰長院は八幡町の河濯(かわうそ)社の別当寺真言宗修験寺で付近の村々の神社を管理し、祭礼も行っていたとありますが、この泰長院快応が元禄12年(1612I猪爪の八幡神社を再建したと記録があります。 社頭掲示板 |