黒龍神社
くろたつじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】毛谷神社 越前国 坂井郡鎮座

   【現社名】黒龍神社
   【住所】福井県福井市舟橋町 29-1
       北緯36度6分0秒、東経136度13分40秒
   【祭神】黒龍大明神
   【例祭】5月2日 春祭 8月15日 夏祭 10月10日 秋祭
   【社格】旧村社
   【由緒】継体天皇越前に御在柱の時創祀
       和銅元年(708)9月20日継体天皇の御霊を合祀

   【関係氏族】
   【鎮座地】高尾郷黒龍村毛谷の杜に創祀
        後舟橋村の西に御遷座
        その後現在地に遷

   【祭祀対象】本来は九頭龍川を祀る
   【祭祀】
   【社殿】本殿流造瓦葺
       拝殿

   【境内社】日吉神社

継体天皇越前国御在柱の時、越前国の日野・足羽・黒龍の三大河の地水の大工事を行はれ、北陸随一の大河であつた黒龍川(九頭龍川)の守護と国家鎭護・産業興隆を祈願されて、高おかみ大神・闇おかみ大神の二柱の御霊を高尾郷黒龍村毛谷の杜(現在の舟橋から6.5Km上流の州の中央に位置する)に創祀されたものである。その後毛谷の杜より舟橋に社殿が移築された。

福井県福井市毛矢に鎮座する毛谷黒龍神社の旧社地とされている。



舟橋黒龍神社御由緒

鎮座地 福井市舟橋町九字29番地
御祭神 高お大神 闇お大神
大山祇神 継体天皇
 黒龍神社は、往古日本古来の四大明神の一社として、東の常陸国には鹿島大明神、南に紀伊国には熊野大権現、西の安芸国には厳島大明神があり、北の越前国の当地には黒龍大明神として、竜神を御勧請、日本の国家鎮護と黒瀬川(九頭龍)の守護神として創祀された古社である。
 村名のいわれは黒竜川の川辺にあり、また黒竜宮が鎮座していた故か黒竜村といわれていたが、天正年間、柴田勝家が舟四十八艘により、舟橋を架橋して後、今の舟橋となった。
 黒竜神社の、宮地をその後今の、福井市足羽山麓毛矢の森に移遷されたが、当社には創始以来の、黒龍大明神の御神霊が鎮座ましましている。度重なる戦乱、一向一揆等による兵火また水禍により、社廟の衰頽もあったが 近郷の総社として、舟橋、高木、高柳、寺前、灯明寺、舟橋新、稲多等七カ村の住民氏子(五百四拾余戸)の崇敬の中心であった。
 当社は福井市舟橋二字龍ノ割に鎮座していたが、天保、明治、昭和の水禍河川改修等により川欠となり、現在の地に遷座し、年々歳々祭祀を厳修してきた。現在氏子戸数三百余戸広大無辺の御神徳を敬仰している。
平成5年5月吉日

社頭石碑



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