日野川流域にて鵜飼を生業とした鵜飼部の祖神を祀つた社と言われている。 谷間にある集落の南、山の西麓に鎮座している。社前を鞍谷川が流れている。 この地は日野川の支流鞍谷川の上流に位置し、鵜飼を生業とする人達の住んだ土地としては狭小で水量も豊富ではない。 |
鵜甘神社 越前市指定文化財 木造四天王像三躯 四天王像のうちの三体である。 像は一木で彫られ、両腕をはぎ付けてある。足下に踏んでいる邪鬼は像に比較してやや大きく造られている。像は頭部がやや大きくゆったりとし、動きが少なく静かな感じをうける。脚下の線の太い彫り方の邪鬼など平安時代末期の製作になるものと思われる。 武生市教育委員会 味真野観光協会 社頭掲示板 |