春日神社
かすがじんじゃ 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】大山御板神社 越前国 丹生郡鎮座
   【延喜式神名帳】伊多伎夜神社 越前国 敦賀郡鎮座


   【現社名】春日神社
   【住所】福井県鯖江市鳥井町12-31
       北緯35度56分40秒、東経136度10分4秒
   【祭神】武甕槌神 經津主神 天兒屋根神 比淘蜷_
   【例祭】10月1日 例大祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】崇神天皇のとき大彦命がこの岡に軍神武経2神を祀る
       治暦4年(1068)4月社号を春日神社に
       延元、天正の両度の戦禍によって社殿が被災
       慶長18年(1613)に再建

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿流造柿葺
       拝殿

   【境内社】白山神社

独立岡の上。前面は水田。集落内。見晴らし良好。崇神天皇のとき大彦命がこの岡に軍神武経2神を祀る。治暦4年春日を勧請し春日神社に。本殿は室町時代の作で重文。
神社明細帳に「崇神天皇ノ御宇大彦命北陸御征討ノ御時當時元大山(今鯖江ノ岱ヲ大山トモ云フ)二賊ヲ退治シ玉フ時命御舟ニテ丹生郡宮崎村舟場ヨリ當地二御着陣アラセラレ楯板ヲ立テサセラレテ軍神武甕槌神経津主神ノニ神ヲ祭リ玉ヒ賊ヲ退治シ玉ヒシニ神徳ノ不昧ナルヲ御感悦アリテ御板神社ト社號ヲ賜ハル大山ノ賊ヲ討チ玉フガ故二延喜式神名帳二大山御板神卜記載セラル(下略)」とある。


春日神社本殿

重要文化財
春日神社本殿
昭和53年5月31日指定
形式 三間社流造 柿葺
構造 本殿正面桁行4m
側面梁間11.55m
 春日神社は延喜式神名帳にみられる大山御板神社に比定され、この付近十五ケ村の総社で、治暦4年(1068)に社号を春日神社に改められたという。
 延元、天正の両度の戦禍によって社殿が被災したが、慶長18年(1613)に再建され、現在の本殿はこの時のものと考えられる。近世初頭における神社本殿の建築形式を知る上で貴重な価値を持つ建造物として、重要文化財に指定された。
 昭和58年8月から1年5ケ月間の工期で、解体修理が行われ、江戸初期の優雅な本殿がここに甦ったものである。
平成3年9月30日
鯖江市教育委員会

社頭掲示板



重要文化財指定記念碑

重要文化財指定記念碑
御本殿一棟 間口四間半 奥行五間
こけら葺 流れ造
當神社は 武甕槌命 經津主命 天兒屋根命 比淘蜷_の四柱を祭る 當社のご創祀は 人皇第10代崇神天皇の御代大彦命この丘に軍神武經二神を祭られ當地方を鎮撫し給うに由来し 延喜式神名帳に大山御板神社とある社である 降りて治暦4年4月藤原隆家の供奉により天兒屋根命 比淘蜷_を合祀せられて春日神社と改稱され近郷十五ケ村の總社であった
現在の本殿ご造営の時期は詳かでないが 恐らくは室町時代のものと推定され 昭和53年5月31日国の重要文化財に指定された 依つてここにこれを記念しこの碑を建てる
昭和54年10月1日  氏子一同

社頭石碑



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