田結神社
たいじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】田結神社 越前国 敦賀郡鎮座

   【現社名】田結神社
   【住所】福井県敦賀市田結25-7
       北緯35度40分34秒、東経136度5分31秒
   【祭神】田結大神
   【例祭】3月14日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】鎭座の年代・由來等は一切不詳
       明治11年頃村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「八幡宮」と称していた
   【社殿】本殿流造平入檜皮葺
       拝殿・社務所

   【境内社】

集落奥の山裾に鎮座している
敦賀には名称不明の神が祀られた神社がいくつかあり、田結神社の田結大神、利椋八幡神社の利椋大神など東浦に多い。


万葉集

角鹿津(つぬがのつ)にて船に乗れる時、笠朝臣金村がよめる歌一首、また短歌  笠朝臣金村
越の海の 角鹿の浜ゆ 大舟に 真楫(まかぢ)貫(ぬ)き下ろし
勇魚(いさな)取り 海路(うみぢ)に出でて 喘(あべ)きつつ 我が榜ぎ行けば
大夫(ますらを)の 手結(たゆひ)が浦に 海未通女(あまをとめ) 塩焼く炎(けぶり)
草枕 旅にしあれば 独りして 見る験(しるし)無み
海神(わたつみ)の 手に巻かしたる 玉たすき 懸けて偲ひつ 大和島根を
反歌
 越の海の手結の浦を旅にして見れば羨(とも)しみ大和偲ひつ 
※万葉の昔から明治の頃まで製塩が盛んだったという。

巻03



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