(蒲原神社 −−→ 筥竪八幡宮 −−→ 鉾立岩)と一直線に、そして等間隔に並んでいる。 鉾立岩は神体であり、筥竪八幡宮は神の降臨する懸り代としての神体山、蒲原神社はその遙拝所としての役割をもつ社として成立したものと考えられる。 はじめ「古宮」の地に鎮座したが,元禄4年(1691)に現在地に遷座したともいう。 筥堅八幡宮は,式内「蒲原神社」であることをみずから標榜してはいない。 |
筥竪八幡宮 国指定天然記念物(昭和3年) 筥竪八幡宮社叢 この社叢は、北と西の斜面が直下して日本海に臨み、古来、神の森として樹木の伐採を禁じられてきたことから、針葉樹、広葉樹等の巨木が密生し、県内随一を誇るカヤの木、伝説の竜燈杉、アサダの大樹、ツバキの群落などをはじめ、南方系と北方系の著しい対照を示す草木が原始林のように混生するさまは、正に一大美観を呈している。 また、山頂の八幡神社は、第六十代醍醐天皇の延喜21年(921)、九州福岡の筥崎八幡宮の分社として創建されたものと伝えられる。境内周辺からの眺望絶佳。 社頭掲示板 |