石井堂山または岩井山と称される標高80mの山頂にある。この岩井堂山は参道の鳥居をすぎると急峻な岩山の崖道となり、多類の奇岩や10m近い鉾立岩の如き巨岩がそそり立つ。まさに、神域と言う感じの社地である。これらの巨石を神座として祀り、神格化したものと思われる。 |
由緒 天保年中境内外に三十三観音の石像を建立したるも維新の際、神仏混淆を区別し石像を除去し式内社に列せられる。延喜式の越後五十六座に石井神社が記されている。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
石井神社 石井神社(祭神 倉稲魂命)は 周辺が奇岩や大石が重畳とし山頂 の拝殿前に清水の湧く井戸(現在は枯渇)があったことから石の井戸がある神社ということで「石井神社」になったと伝えられておりまたこの山を岩井戸山と呼んでいる。 延喜式(913年代作成)の越後五十六座に石井神社も収録されているので約1074年以前にはすでに五十公野山山麓に集落が構成されていたことを証するものである。 昭和62年9月21日 新発田市観光協会 社頭掲示板 |