坂本神社
さかもとじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】坂本神社 越後国 魚沼郡鎮座
   【延喜式神名帳】魚沼神社 越後国 魚沼郡鎮座

   【現社名】坂本神社
   【住所】新潟県南魚沼市大倉864
       北緯37度8分37秒、東経138度59分34秒
   【祭神】天津彦火瓊瓊杵命 木花開耶姫命 彦太忍信命 紀ノ白絲姫命 国狹槌尊
   【例祭】9月1日 例祭
   【社格】
   【由緒】由緒不詳

   【関係氏族】
   【鎮座地】往古より変遷することはなかつた

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「八海山大明神」と称していた
   【社殿】本殿流造
       拝殿

   【境内社】

八海山大明神とも呼ばれ、八海山信仰の麓社にあたる。太古、八海山(前岳)、中岳、駒岳(下岳)の三岳を総称して明神山と称し、天孫彦火々瓊々杵尊、木花咲耶姫を奉齋した。
八海山山頂に御室宮が鎮座している。
魚沼郡鎮座魚沼神社の論社でもある。


坂本神社

社傳によれば、太古、八海山(前岳)、中岳、駒岳(下岳(シモンダケ)の三岳(サンタケ)を総称して明神山と称し、天孫彦火々瓊々杵尊、木花咲耶姫を奉齋した。明神山、御泊山、大倉岳、赤石等、祭神降臨の遺跡を傳ふる山名地名がある。なほ配祀の彦大忍信命、紀白糸姫命が當郡に下向し、和奈美の水門を通過の際、暴風激浪に逢ひ、渡りの神に祈願して風静まり、無事滞泊するを得た故、「浪の神」神馬の泥障を奉納したといふ川合神社の障泥大神の由緒の加はつてゐることは注意をひく。さらに八海山は、後、空海に関連づけ、山上に八つの池があり、山嶺に大日、不動、藥師等々の佛名を以つて両部習合の説流布してより一般に佛説による山名と誤られたといふ。
八海山坂本神社は、八海山の坂本に坐す神なる故の称呼であり、社地も往古より変遷することはなかつた。

式内社調査報告



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