大崎の総鎮守で,霊峰八海山の西麓にあり,八海山信仰とも関係が深い。 当初は標高1967メートルの巻機山に鎮座し、大同2年(807年)に大田諸命を遷座したとも伝。 |
大前神社 大前神社 "大崎村の総鎮守、大前神社は平安時代に制定された「延喜式(えんぎしき)神名帳」の全国主要神社3,132座の一社として記載されている由緒ある神社です。" 享保6年(1721年)、京都の伏見稲荷大明神(ふしみいなりだいみょうじん)の御神体が授けられ、現在の高台にある鎮守の森に社殿が建てられました。御祭神は倉稲魂尊(うがのみたまのみこと)ほか四柱の神で、当神社に古くから伝わる翁式三番(おきなしきさんば)(新潟県無形民俗文化財)は独自の風儀をもっており、毎年8月15日の夏祭に奉納されます。 八海山の麓、大崎地区は良質な清水の豊富な所でも知られ、この大前神社の手水舎(てみすしや)の水は『滝谷(たきや)の清水(しみす)』(新潟県名水百選に指定)を分水しているものです。 環境省・新潟県 社頭掲示板 |
大前神社 翁式三番 新潟県無形民俗文化財(昭和56年3月指定) 毎年8月14日夜、大崎の大前神社(おおさきじんじゃ)で奉納される。 式三番は、能楽の「翁」のことで、翁・千歳・三番そうの三番が出て舞うめでたい曲で、千歳は露払い的な舞、翁は儀式的な舞い、三番そうは面白おかしく狂言風に演じるところに特色がある。また、この舞いは平安期の大和猿楽の形を残す、全国的にも珍しい郷土芸能です。 社頭掲示板 |