大前神社
おおさきじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】大前神社 越後国 魚沼郡鎮座

   【現社名】大前神社
   【住所】新潟県南魚沼市大崎4042
       北緯37度7分53秒、東経138度57分5秒
   【祭神】豊宇気毘売神
       『神名帳考証』『特選神名牒』豊城入彦命
       『越後風土記節解』『神社覈録』太田諸命
       『越後野史』大山祇命

   【例祭】8月14-15日 夏季大祭
   【社格】
   【由緒】和銅年間(708−15)創立
       弘仁年間(810−24)創立の説もある
       享保15年(1730)伏見稻荷神社の分霊を勧請
       寛政9年(1797)吉田家の宗源宣旨により大前神社に改称
       文化3年(1806)造営

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「稻荷大明神」と称していた
   【社殿】本殿流造銅板葺
       幣殿・拝殿

   【境内社】

大崎の総鎮守で,霊峰八海山の西麓にあり,八海山信仰とも関係が深い。
当初は標高1967メートルの巻機山に鎮座し、大同2年(807年)に大田諸命を遷座したとも伝。


大前神社

大前神社
"大崎村の総鎮守、大前神社は平安時代に制定された「延喜式(えんぎしき)神名帳」の全国主要神社3,132座の一社として記載されている由緒ある神社です。"
享保6年(1721年)、京都の伏見稲荷大明神(ふしみいなりだいみょうじん)の御神体が授けられ、現在の高台にある鎮守の森に社殿が建てられました。御祭神は倉稲魂尊(うがのみたまのみこと)ほか四柱の神で、当神社に古くから伝わる翁式三番(おきなしきさんば)(新潟県無形民俗文化財)は独自の風儀をもっており、毎年8月15日の夏祭に奉納されます。
八海山の麓、大崎地区は良質な清水の豊富な所でも知られ、この大前神社の手水舎(てみすしや)の水は『滝谷(たきや)の清水(しみす)』(新潟県名水百選に指定)を分水しているものです。
環境省・新潟県

社頭掲示板



大前神社

翁式三番
新潟県無形民俗文化財(昭和56年3月指定)
毎年8月14日夜、大崎の大前神社(おおさきじんじゃ)で奉納される。
式三番は、能楽の「翁」のことで、翁・千歳・三番そうの三番が出て舞うめでたい曲で、千歳は露払い的な舞、翁は儀式的な舞い、三番そうは面白おかしく狂言風に演じるところに特色がある。また、この舞いは平安期の大和猿楽の形を残す、全国的にも珍しい郷土芸能です。

社頭掲示板



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