物部神社
もののべじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】物部神社 越後国 三島郡鎮座

   【現社名】物部神社
   【住所】新潟県柏崎市西山町二田602
       北緯37度27分14秒、東経138度40分31秒
   【祭神】二田天物部命 (合祀)物部稚桜命 健御名方命
       『神名帳考証』(度会延経著)『越後野志』宇摩志摩治命

   【例祭】4月9日 春季例大祭 9月9日 秋季例祭
   【社格】旧県社 越後国二宮
   【由緒】推古天皇御宇託宣あつて二田亀岡山の中腹に遷
       神亀年間(724−29)さらに土生田岡に遷
       弘仁年間(810−24)亀岡山の頂に遷座
       天仁元年(1108)8月亀岡山の麓、現社地に遷祀
       慶長16年(1611)松平忠輝神領五〇石を寄進
       明治4年12月村社
       明治39年12月31日神撰幣帛供進神社指定
       大正12年11月26日県社 越後二の宮

   【関係氏族】
   【鎮座地】推古天皇御宇託宣あつて二田亀岡山の中腹に遷
        神亀年間(724−29)さらに土生田岡に遷
        弘仁年間(810−24)亀岡山の頂に遷座
        天仁元年(1108)8月亀岡山の麓、現社地に遷祀

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿流破風造
       拝殿・宝藏庫・社務所

   【境内社】

天孫降臨の後、本社祭神、天香山命と共に当地に来臨、その上陸の所を天瀬(出雲崎町尼瀬)といい、石地の辺にその居るべき地をもとめ給う時に、多岐佐加の二田を献て祝する者あり、其辺に家居し、其里を称して二田という、後此地に薨じ給う。則ち二田土生田山の高陵に葬る。崇神天皇の御宇、12世の裔孫物部稚櫻命、神託により御社を石地磯より南大崎の浦に遷し、その着船の山を船岡山という。
神職三島家は饒速日命天降に供奉した五物部中の二田物部の末裔として此地に累代祠職を嗣いだ旧族である。
中世神仏習合期、瀧澤山奥宮に至る間に数多の社殿、仏堂があつた。


物部神社

御祭神
二田天物部命
物部稚桜命
健御名方命
二田物部神社では右の三柱の神を御祭神としてお奉りし、産土神として誠意をもってのご参拝には必ずおこたえ下さいます。
違綿たる歴史と格式を誇る、
二田物部神社は延喜式内社で大和朝廷より越後の国に弥彦の神様とともに使わされた二田天物部命を奉る古い神社であります。
越後二の宮の称号を与えられるなど江戸時代には越後十八社の二つに数えられ越後の人々の信仰を集めてぎた名祠で、戦国時代の武将の領地の寄進や朱印状、起請文(神仏に自分の言動に偽りのないことを誓ったもの〉にも弥彦神社とともにその名がよくみられる。
今から2000有余年前の大崎浦にみやしろを建てた時から今日まで連綿として歴史を刻んでおります。
・明治4年12月 村社に昇格
・大正12年11月 県社に列す
・昭和16年 本殿屋根替修理
・昭和37年 拝殿屋根替修理
・昭和48年11月 社務所改築
・平成3年9月中・幣殿改築
・昭和61年3月、御本殿(県指定文化財)
・昭和53年11月 県神社庁振輿対策神社の指定
・昭和55年12月  神楽舞(丈夫舞)西山町無形文化財指定
・昭和56年7月  神社本庁第三期振輿対策神社指定
・昭和59年7月 神社本庁第四期振輿。対策神社指定
・昭和61年12月 財団法人沖永文化振輿財団より地域文化活動事業助成をうける
主な年間行事
・元旦祭 1月1日
・お弓始神事 2月7日
3月初卯之日 神幸式 3月初卯の日
・春季大祭 4月9日
ご廟所祭 7月第一日曜日
・秋季.大祭 9月19日
・新穀感謝祭 11月23日
・初穂講祭 11月23日
・大祓 12月31日
・除夜祭 12月31日
主な宝物
◎五都大乗経 157巻(版本軸物)
◎大般若経 443巻(書写本〃)
犬般若経波羅密多経第466巻
◎経文函奉納 施主 道徳
応永15年6月1日の奉納
朱印状十通
慶長15年(1610)国主松平忠輝は執事大久保長安を奉行として越後の検地をし、当社へ社領五十石を寄進した。これがもととなって、慶安元年将軍徳川家光は五十石の社領寄進の朱印状を寄せた。
慶安元・2・24 3代徳川家光
寛文5・7・11 4代同家綱
貞享2・6・11 5代同綱吉
享保3・7・11 8代同吉宗
延享4・8・11 9代同家重
宝暦12・8・11 10代同家治
天明8・9・11 11代同家齋
天保10・9・11 12代同家慶
安政2・9・11 13代同家定
万延元・9・11 14代同家茂
狛犬 一対木彫
(県指定文化財 昭和48年3月 宝町時代の作桂材製である。)
鞍置馬 一木製
桓武天皇延歴14年坂上田村磨東夷征討途中武運長久を祈り奉納と伝えられている。
太刀一振 無銘
国主上杉景勝公より六ケ村千七十石を賜わり祈願のため白鞘太刀一口奉納
御酒壼1対本製高天参寸
椎谷藩6代堀直恒が奥方 慶寿院真諦妙観大姉の奉納

社頭掲示板



越後国INDEXへ        TOPページへ


学校名簿