高岡市石堤の浅井神社とは共に「川人権現」或は「三社権現」と称されていて、社伝も共通するところが多く本来は一社であったと思われる。どちらが本社で分社かは不詳。 |
浅井神社参道の杉並木 町指定 天然記念物 浅井神社参道の杉並木 昭和45年7月17日指定 延喜式内社として近郷五十三ヶ村の総社であった浅井神社は、神域広大にして今もその境内には、数多くの巨樹老木が繁っている。 なかでも、200mの参道の両側には樹齢400年から200年を越える杉並木がトンネルをつくっている。 戦後数度の台風禍にあい、古木の数が減ったため、県の文化財の指定は解除になったが、今なお当時の森厳さを備えており、町の重要文化財である。 平成7年3月20日 福岡町教育委員会 福岡町文化財審議委員会 社頭掲示板 |
赤丸浅井神社の大けやき 昭和40年10月1日指定 赤丸浅井神社の大けやきは、樹齢1200年以上ともいわれ、幹回り約9.3m、樹高約20mあり、富山県で最も大きな幹回りを持つけやきです。幹は高さ5mのところで二つに分かれており、一つはすでに枯れてしまいましたが、もう一方の樹勢が現在も旺盛です。 浅井神社は、養老元年(717)建立と伝えられ、康保4年(967)に施行された法典『延喜式』の「神名帳」に記載されている延喜式内社(越中国三十四座、砺波郡七座の中の一座)です。 この古木は、浅井神社とともに人々の歴史を見守ってきたといえます。 社頭掲示板 |