志賀氏説では秋田にある三国社の1つである副川神社の古社地としている。菅江真澄もここを訪れた際、副川神社と同じ「杉生の神」を祀っていると指摘している。副川神社は神宮寺岳にある嶽六所神社を古社地とする説の方が有力である。 |
神明社 創始は不詳、この社に昭和3年6月11日濁川八幡神社と三本松羽黒神社を合祀した。又、古川巳一郎氏の屋敷神であったという。杉生大明神は現在この境内に建てられている。この社の宝物として「まんだら弓」がある。延宝5年(1677)添川村に於て、藩主佐竹義處の前で火矢をば一町5反も射て、前矢後矢とも当たり褒章にあづかったと記している。古城廻りには、那智滝神社があったが、これも後に合祀された。 社頭掲示板 |
神明社 添川神明社は、昭和3年御大典記念に同地に鎮座の杉生(すぎう)大神(明神社と呼ばれていた)に、神明社、熊野神社、那智瀧神社、鹿嶋神社を合祀して、村社となる。 以来、添川、濁川、湯沢等の地域の産土神として崇敬され現在に至る。 秋田県神社庁 |