沖にある無人島の高島に本殿が有あり、宮浦マリーナの脇に拝殿・遙拝所がある。 島の神社は定期的に此の地の住民が訪れて清掃などをしている。通常島に渡る方法はない。 高島の高島神社は、神武天皇乙卯年3月の創建。神武天皇が東征の時、当地に行宮を創設したのが始めであるという。 昭和13年から15年にかけて、文部省が当時の学界の総力をあげて学術的な「神武天皇聖蹟調査」を試みた結果、当時の岡山県児島郡甲浦村大字宮浦字高島(現岡山市南区宮浦)を「聖蹟伝説地」に認定した。 |
高島神社 創建は神武天皇乙卯年3月、神階は従五位下である。神武天皇が御東征の砌、当地に行宮を創設せられたのにはじまる。光仁天皇の宝亀3年に相殿として四柱の神を奉斎した。古事記に記載してある高島宮とは本神社のことで、(即ち昭和15年5月6日文部省から官報第3996号で高島宮伝説地として指定せられた)往古から朝廷、国司、藩主の尊崇厚く、神封、社領或は社殿の新改築等の寄進があった。明治維新に村社に列格した。昭和21年1月14日に由緒上は県社に該当するものと神祇院考証課長から確認を受けている。 岡山県神社庁 |