多加意加美神社
たかおかみじんじゃ 所在地 社名

















   【現社名】多加意加美神社
   【住所】広島県庄原市口和町向泉973
       北緯34度54分55秒、東経132度54分0秒
   【祭神】高おかみ神 (合祀)品陀和気命 息長帶比売命 大山祇命
   【例祭】10月30日近い日曜日 例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】由緒不詳
       寛永9年(1632)宝蘇山へ移
       文化6年(1809)多加意加美神社の旧称に復す
       明治6年郷社
       大正3年もと八幡神社の社地に移築

   【関係氏族】
   【鎮座地】往古八国見山上に創建
        その後、向泉の木原へ移
        寛永9年(1632)宝蘇山へ移
        大正3年もと八幡神社の社地に移築

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「八国見大明神」と称していた
   【社殿】本殿入母屋造銅板葺
       拝殿・神樂殿・社務所

   【境内社】天満宮

八国見山は標高844mで八国を見渡すことができるとされている。現社地は八国見山へ移る前の故地とも伝える。


多加意加美神社

口和町重要文化財
多加意加美神社本殿 平成2年4月23日指定
19世紀前期から中期にかけて建造された、一間社、入母屋造銅板葺の本殿で、正面には千鳥破風・軒唐破風を設けるなど華麗な意匠の建物です。当神社は和銅年間(708〜715)に八国見山頂に建でられたと伝え、延喜式内社でしたが、その後所在不明となっていました。文化14年(1817)広島藩儒頼杏坪が当時、八国見明神と改称していた当神社を見つけ、延喜式の旧号に復しました。この建物は、延喜式内社という格式を重んじた、その当時の意向がうかがえる貴重なものです。
多加意加美神社木造獅子狛犬・随身像
神社本殿内陣に木造の獅子狛犬7体、随身像8体が安置してあります。これらの彫刻は、室町時代から江戸時代にかけての各時期のものを含み、また、技功の優れた仏師の作と素人風の素朴なものとが混在しており、当時の文化を知るうえでの貴重な資料といえます。
平成3年3月11日 口和町教育委員会

社頭掲示板



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