蘇羅比古神社
そらひこじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】蘇羅比古神社 備後国 三上郡鎮座

   【現社名】蘇羅比古神社
   【住所】広島県庄原市本村町1292
       北緯34度51分4秒、東経133度5分17秒
   【祭神】天津日高日子穗穗手見命 神倭伊波禮毘古命
       (配祀)品陀和気尊 倭健命 大倭根子日子賦斗迩命 志那都比古神 志那都比賣神
          宇迦之御魂神 大山祇神 手力男神 須佐之男神 奧津比古神 奧津比女神 大国主神 陣具大神

   【例祭】11月9日 例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】継体天皇即位年(510)創建
       万治3年(1659)造営
       寛保3年(1743)造営
       明治6年2月郷社
       明治40年3月19日神饌幣帛料供進指定神社

   【関係氏族】
   【鎮座地】当初鍬寄山の山上に鎮座
        中世山麓の現在地に遷宮

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿神明造
       幣殿・拝殿・随神門・社務所・御供殿・神輿殿

   【境内社】

この地域は古墳時代の遺跡が群集している所で、開発の古さを示している。古墳時代の中期から後期にわたる住居趾、鍬寄遺跡がある他、平地につらなる社殿東寄りの緩傾斜面にある鍬寄古墳群をはじめ、吉備谷古墳群など数十基の横穴式石室墳が散在している。
当地の古墳群などの背後には鉄生産者ならびに鉄製品生産者の二つの専業者の存在を推測できる。鍬寄という地名の由來もまた鉄の生産とのつなががを考えられる。
当初は鍬寄山の山上に鎮座していたが、中世に至り、山麓の現在地に遷座したという。


蘇羅比古神社の大杉

広島県天然記念物
 蘇羅比古神社の大杉
   指定年月日 昭和28年4月3日
   所 在 地 庄原市本村
   現   状 右の杉 幹周5.9m
         左   幹周5.2m
スギ(スギ科スギ属)は青森県以南、四国、鹿児島県屋久島まで広く分布しています。オモテスギは太平洋側に主に生育し、通常スギと言われています。
ウラスギは日本海側の多雪地帯に多く分布します。見分け方の目安としてよく葉型が比較されます。オモテスギの系列は葉の着生角度が大きく、当樹し葉やその他の特徴からみてオモテスギ系です。
蘇羅比古神社の創建は「継体天皇」の頃(六世紀前半)ともいわれています。
当時、既にスギは自生しており、配植状況などを見ると参道を造成するときに付近より移植されたものと思われます。
 平成19年3月 庄原市教育委員会

社頭掲示板



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