蛭子神社
ひるこじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】和奈佐意富曽神社 阿波国 那賀郡鎮座 

   【現社名】蛭子神社
   【住所】徳島県那賀郡那賀町和食字町156-1
       北緯33度51分36秒  東経134度30分7秒
   【祭神】蛭子大神 天照皇大神 素盞嗚神
       (配祀)瓊瓊杵尊 大国主神 春日大神 三輪大神 嚴嶋大神 鹿嶋大神
       八幡大神 事代主神

   【例祭】10月9-10日 例大祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】天長2年(823)空海が遷宮
       永正2年(1505)細川澄元(管領職を勤めた)が流鏑馬を奉納
       慶長6年(1601)造営
       明治3年現社号に改称
       明治5年郷社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       拝殿・随神門・舞台・手水舎・社務所・山神社

   【境内社】地神社・秋葉神社・水神社・秋葉神社・

境内に大木多く、随神門の前には5本の大木が「門杉」を形成している。
太龍寺縁起によれば、天長2年(823年)、空海が遷宮したと伝わる。古くは鷲敷社、中世には和食大明神、蛭子大明神と称した。


由緒

御創建時は古く不詳であるが太龍寺縁起によれば「天長2年空海遷宮ス」とあり又延喜式神明帳(約千年前のもの)の和奈佐意富曽神社は当社であるという伝承があることから推して古代から鎮座していたのだろう。古くは鷲敷社、中世には和食大明神、蛭子大明神と号し明治3年よりは蛭子神社と称し明治5年郷社に列せられた。永正2年(1505)細川澄元(管領職を勤めた)が流鏑馬を奉納したのが例となり宝暦年間にはすこぶる盛んであったが現在は例祭中に3頭(馬の幟)の歩射神事が行はれている。
本殿は慶長6年(1601)に改築されたものであり幣殿、拝殿、両脇宮、中門は平成2年御大典記念に改築し内の玉垣は明治4年外の玉垣は昭和3年御大典記念のものである。大楠に自生するボ−ランは自生北限として県より天然記念物に指定されている。
例祭日は10月9、10日

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年




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