永く廃絶していて所在も不明であったが、承応2年(1653)河野弥吉郎一宮山中の岩間で神体を発見して祭り、宝暦8年(1758京都吉田神社より大麻彦大明神の神号を許可された。 |
由緒 承応2年河野弥吉郎年頭船祭として名東郡一宮へ門松をはやしに行く、かの山に御尊体あり奉載して帰り現境内地の大楠の処に奉斎す 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
大麻比古神社 大麻比古神社御記 一、 御祭神 猿田彦命 一、 由緒沿革 承応二年 鎮守神として河野弥吉郎 現境内地の大楠の処に奉斎す 寛文元年 若宮明神と称号す 宝暦8年 大麻比古大明神の神号を受ける 明治3年 大麻比古神社と改称 一、 御祭神は地祭方除交通安全の守護 例祭 10月22日 大御神楽 4月22日 夏越の祓 6月30日 夏祭 7月22日 社頭掲示板 |
大麻比古神社 富田大麻比古神社(明神さん) よくおいで下さいました。しばし、境内でおくつろぎ下さい。 富田大麻比古神社(とみだおおまひこじんじゃ)は、徳島市明神町・東富田に鎮座する氏神さまです。 氏子の皆様からは、「明神さん」とよばれて親しまれています。 [神社紋-右三つ巴] 明神さんの由来 通称は「明神さん」です。承応2年(1653年)12月創立。伊予より阿波に来住し、蜂須賀氏に仕えた河野忠左衛門の倅である河野彌吉郎が、名東郡一宮の山中でご神体を見つけ、河野家の鎮守として、この地に祀ったのが始まりとされています。宝暦8年(1753年)京都の吉田神社より大麻比古大明神の神号を受け、明治3年(1870年)大麻比古神社として改称し、村社に列しました。そのいわれから、「彌吉(やきち)明神」と呼ばれることもあります。 明神さんのご祭神 ご祭神は、「猿田彦命(さるたひこのみこと)」で、邇邇芸命(ににぎのみこと-天照大神の孫)が、高天原から日本の国を治めるため天降られるとき(天孫降臨)、四方八方に分岐する道があり、猿田彦命はそこに居られて、道を守り、道を教えた神様です。 猿田彦命 きわめて背が高く、赤い顔をしていて鼻が非常に高く眼は大きく見開き、恐ろしい顔つきをしていたといわれています。 猿田彦命のご利益 道開きの神様として、交通安全・厄除け祈願・商売繁盛・家内安全・方除け・旅の安全などの信仰が厚い神様です。 境内(小さな社) 歳徳神社 和霊神社 稲荷神社 天神社 弁財天 地神社 楠大明神 伊助大明神・九郎兵衛大明神 鎮守の森へ お祭り 1月1日 新年祭 1月15日 粥占神事 4月22日 太々神楽祭 6月30日 大祓 7月第一日曜 雛形流し 7月22日 湯立て祭(夏祭り) 10月22日 例大祭(秋祭り) 12月31日 年越祭 地神社 春 3月 秋 9月 公式HP |
大麻比古神社 江戸時代初期承応2年(1853年))に、創建された。 蜂須賀氏に仕えた河野忠左衛門の倅である河野彌吉郎が、名東郡一宮の山中でご神体を見つけた。 河野家の鎮守として、この地に祀ったのが始まりとされている。 宝暦8年(1753年)京都の吉田神社より大麻比古大明神の神号を受け、明治3年(1870年)大麻比古神社として改称し、村社に列する。そのいわれから、「彌吉(やきち)明神」と呼ばれることもある。 徳島県神社庁 |