「本社の溝の外の右手に石鳥居があり、その中に竜王祠を祀つたわつかな遺跡は認められた」とあるが、石鳥居の右手は僅かに茂みとなっており土盛もしてあるが、祠等なく、この地であるか確認できなかった。 この竜王祠が式内社天石門別豊玉比売神社に比定されている。 もと徳島城城山にあって、当社に合祀されていた竜王宮(「延喜式」神名帳名方郡条にみえる「天石門別豊玉比売神社」に比定される)は春日神社 (徳島市)へ移された。「ウィキペディア」 |
由緒 蜂須賀家政公は天正10年(1587)徳島に築城した。当社は文化3年(1806)12代藩主治昭(はるあき)公が藩祖家政を偲び「国瑞彦」の神号を受けてこの地に奉祀した。 明治4年最後の藩主茂昭公が東京への移転に際し正勝公以下歴代藩主と武有功の士91人の霊を合祀し、明治7年に郷社に、同12年に県社に列した。 現社殿は昭和63年4月に新築され現在にいたる。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
国瑞彦神社 国瑞彦神社(旧県社) 1.鎮座地 徳島市伊賀町1−6−2 1.御祭神 蜂須賀家政公ほか歴代藩主命 1.例祭 10月24日 1.由緒 天正15年(1587)藩祖家政公は徳島に築城し、子孫世々其の封を襲うて明治に至った。 当神社は、文化3年(1806)11代藩主治昭公が家政公を偲び国瑞彦の神号を受けて奉祀した。 明治4年最後の藩主茂昭公が東京移転に際し、正勝公以下歴代藩主と文武有功の士92人の霊を合祀、明治7年郷社同12年県社に列した。 現社殿は、昭和63年(1988)3月に新築された。 平成11年9月吉日 社頭石碑 |