武大神社
たけおじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】弥都波能売神社 阿波国 美馬郡鎮座
   【延喜式神名帳】田寸神社 阿波国 美馬郡鎮座

   【現社名】武大神社
   【住所】徳島県三好市井川町井内西1042
       北緯33度59分33秒、東経133度52分44秒
   【祭神】稻田姫命 八気蛇猛命 素盞嗚命
   【例祭】11月2日 秋季大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】創祀年代等不詳
       永正12年(1515)12月3日再建
       永禄年間(1558−70)造営
       寛永元年(1624)造営
       慶安12年(1650)造営
       寛文6年(1666)造営
       元禄6年(1693)造営
       享保3年(1718)造営
       延享4年(1747)造営
       明和9年(1772)造営
       寛政11年(1799)造営
       文政11年(1828)造営
       万延元年(1860)造営
       明治3年現称に改

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「瀧宮牛頭天王」と称していた
   【社殿】本殿入母屋造
       幣殿・拝殿

   【境内社】

式内弥都波能売神社に比定されている。
大永2年(1522)正月14日の旧記に「式内小社田寸神社」とあり、式内田寸神社にも比定された。
神宝麻桶にまつわる伝説
「瀧の宮の神宝は麻桶に入れたる只一筋の毛なり。神慮穏かならざる時は数岐に烈けわれて延びはびこり、麻桶の蓋を突き上げて外に余ること夥し、神意静なれば毛一筋なり」。


武大神社

井川町井内西1412番地にあり、祭神は稲田姫命・素盞鳴命・八気蛇猛命の三神である。
古くは弥都波能売(みずはめ)神社、あるいは田守(たず)神社滝官牛頭天皇と言う時代も合った様であるが、明治3年3月より武大神社となった。
社格は村社で村長が幣帛を供進していた。
宝物その他
一、績桶(おごけ)
三個あり、古代に麻を漬けて苧(お)の糸を製した桶(おけ)であり、この桶の中にただ一すじの毛が御神体である。神慮おだやかならざる時は、この毛が分れて大量になり桶のふたを突き上げて外に湧き出るという伝えがある。
二、神殿
明治16年桧皮葺を造営、明治42年瓦葺に新築、昭和28年銅板葺に改める。
三、唐獅子
文久3年、施主大溝半次郎
四、石鳥居
大正元年10月26日建設
五、棟札
十四枚あり、最古のものは、永正12年(1515)とあり書者は阿闍梨(あじゃり)宥祇である。

井川町誌



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