岡上神社
おかのうえじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】岡上神社 阿波国 板野郡鎮座

   【現社名】岡上神社
   【住所】徳島県板野郡板野町大寺岡山路 7
       北緯34度8分37秒、東経134度27分28秒
   【祭神】豊受姫命
       (配祀)日本武命 草野姫命 市杵島姫命 奧津比売命 猿田彦命 楠木正成

   【例祭】10月18日 例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】創建、沿革については明らかでない
       寛政元年(1789)麓から現在地に遷

   【関係氏族】この地は粟凡直の本拠地と考えられる
   【鎮座地】移転の有無不詳
        元は山の麓に鎮座
        寛政元年(1789)麓から現在地に遷

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       拝殿・幣殿・社務所

   【境内社】地神社

この地は粟凡直の本拠地と考えられる。
社前の郡頭橋附近は、旧南海道の郡頭駅のあつたところで、ここから北、大坂峠を越して読岐国大内郡刈田駅に、南の方は阿波国府に通じた交通の要路にあつた。また阿波国板野郡の郡治もこの附近にあつたと考えられる。
「岡上」は、「おかのうえ」ではなく、「おかのかみ」であり、「うかの神」からの訛りとする説もある。


岡上神社

武将の尊崇厚く、源義経屋島に向かう折、当社に詣でて武運長久を祈願したと伝えている。
藩主蜂須賀公の崇敬社で、毎年初穂米五石を奉納されたという。
また、当社は農業神として近在の農民からも厚く信仰されていた。
明治4年(1871)に村社に列せられ、大正4年(1915)近在の王子宮、若宮神社、山神社楠木神社を合祀し、更に大正7年(1918)郷社に列せられた。

徳島県神社誌



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