狹井坐大神荒魂神社
さいにますおおみわあらみたまじんじゃ


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【鎮花祭】

大宝神祇令に、季春(三月)鎮花祭とあり、その義解に、大神・狭井の二祭なり。春花飛散の時において、疫神分散して病を行す。その鎮遏のために必ずこの祭あり。故に鎮花といふ、とあり律令に定められた重要な官祭であるので、「大神荒魂神」の神格が明らかである。すなわちこの神は、行疫神であると同時に、また鎮疫神でもある。よつてよくこれを祭つて疫病鎮歴を祈るのである。
崇神天皇のとき、全国に疫病が流行したが、大田田根子を召して祭神の大物主神を祭ったところ疫病が止んだことに由来する。


【薬井戸】

狭井神社の拝殿の裏手には、御神水の湧き出る「薬井戸(くすりいど)」がある。
古くから霊験あらたかな「くすり水」として知られた湧き水。
『社頭掲示板』狭井神社の霊泉
この霊泉は神体山・三輪山から滾々と湧き出た御霊泉で清澄且つ一種の風味を称え遠近より拝受に来る者四時絶える事がありません。
酒造家は醸酒製薬業者は製剤に更には書画に精進される方はその用水にいずれも広大な霊徳を頌して当狭井神社の御神威とともに天下に伝承せられています。





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