【ゲゲゲの鬼太郎が棲む森】 かつて漫画家水木しげる先生が、調布の鎮守の杜を散策し、漫画の構想やアイディアを練っていたとされる。布多天神社の御神域には今もなお、当時の雰囲気を残し、原作【墓場鬼太郎】と【ゲゲゲの鬼太郎】の作品の中で、赤子の鬼太郎が地面から産まれくる感動的で不気味な雰囲気や(第一話鬼太郎誕生)鬼太郎ハウスの原型を思わせる奇妙な木々が多く自生し、水木しげる先生の世界観を肌で感じることができる。 今回東映アニメーションによる「第六期ゲゲゲの鬼太郎」では、布多天神社の御神域を鬼太郎が棲む森として描かれ、布多天神社が多く登場している。 そして、、、 この場所は、鬼太郎が棲む森とつながる 入口の一つである。 布多天神社社務所 社頭掲示板 |
【近藤勇と新選組のゆかりの地】 日露戦争記念碑(中央の碑)の裏には、日露戦争に従軍し、戦病死した近藤勇の孫(近藤勇の娘瓊と勇五郎の一人息子)近藤久太郎の名がみえる。 近藤久太郎の墓は、祖父近藤勇が眠る龍源寺に一族とともにある。 碑文を書いたのは、近藤勇が甲陽鎮撫隊を率いて甲府へ向かう途中に立ち寄らて歓待を受けた上石原宿名主中村勘六の長男で、多摩三筆の一人に数えられた中村克昌である。 平成27年3月設置 調布市観光協会 社頭掲示板 |
布多天神社 布多天は仮字也〇祭神少彦名命、(地名記)○府中領上布田村に在す、(同上)例祭、月日 邑人大八木範竝云、近年天満宮の扁額を挙たりと云り、全く誤れるなるべし、 神社覈録 |
郷社 布多天神社 祭神 不詳 創建年代詳ならずと雖、延喜式神名帳にある布多天神社是なり、相伝ふ、祭神は少彦名命なり、然るに神名帳考証には豊宇気姫と見ゆ、古は村内今の古天神と云ふ所にありしに、文明の頃多摩川闕崩し、今の地に遷せり、その時初めて菅公を祀る、邑人大八木範並云く、近年天瀟宮の扁額を挙げたりといふも是に依れるなるべし、当社の縁起に貞応2年の撰述の由いへる者あり、悉く信すべからすと雖。今其概略を示せぱ節ち左の如し、 「桓武天皇延暦18年木綿の実始めて渡りしかど未だ布に製する事を知らず、共時多摩川邊に菅家の所縁にて廣福長者といふ者あり、天神ノ社に参籠して神の告を蒙り、布を製する術を得たり、是れ本朝木綿の始なりと、帝其布を御覧じ御感斜ならず、調布と告給ふ、後長者の末孫菅神の像を布多天神に配祀せり、云云」 されど是社名に布の字用いらるゝより調布の故事を附曾したるものにて、タックリの歌は萬葉集にも入り、延暦に初まりしものに非ずといふ。 明治6年11月郷社に列す、社殿は本殿、拝殿を具へ、境内919坪(官有地第一種)を有す。 明治神社誌料 |