若江鏡神社
わかえかがみじんじゃ


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【文化財】

市指定有形文化財若江鏡神社本殿
若江鏡神社は、平安時代の記録「延喜式」にのせられている古社のひとつで、大雷大神・足仲彦命・息長足姫命の三神をまつっています。
創建の年月は不明ですが、「文徳実録」の斉衡元年(854)の4月の条には、すでに「授河内国大雷火明命従五位下」と記され、当社が従五位の社格を賜ったことがわかります。
「河内国内神名帳」には、従三位と記載され、若江城の時代に畠山氏が大いに崇敬したといわれています。
本殿の奥にある「鏡塚」は、鎌倉時代の石塔の一部が残されており、「神功皇后が三韓より凱旋のとき、鏡を埋めた所」と伝えています。
本殿は、銅板葺き三間杜流造りですが、実際は一間社流造の社殿を二棟つないだもので、中の間は板壁で囲まれた相殿となり、御神体はまつられていません。
建物は、文政11年(1828)に再建されたもので、社殿にかけられていた「斗帳」二帳とともに、貴重な江戸時代の社殿建築として、昭和49年3月25日に市の有形文化財に指定されています。
また、当社には元禄11年(1699)雨乞いのために奉納された「大般若経500巻」が残されていて、同じく市の文化財に指定されています。
平成6年12月 東大阪市





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