大鳥井瀬神社
おおとりいせじんじゃ


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【神社明細帳】

文武天皇慶雲三丙午年勅使菅生朝臣小村奉幣串始祭三妃営造社殿是其一也元泉北郡八田藍村大字堀上ニ鎭座ノ処社殿頽廃ニ付明治十一年四月大鳥神社々殿ニ仮遷座ヲ爲シ明治四十一年九月二十五日社甲第一一四六號ニテ官幣大社大鳥神社境外摂社トシテ此地ニ移転許可此地古來住吉神社神幸ノ地ナリシモ維新後該社神幸廃絶ス於是人民ノ請願ニ任セ當社祓戸祭頓宮所トス爾來恒例タリ然ルニ該社神幸再興ニ付明治十年五月中両社並二同区人民協議ノ上更ニ両社行宮トス。
大正十三年に大鳥神社で作成した『神社明細帳』


【宿院頓宮】

住吉大社の御旅所として設置され(年代不詳)、住吉の「宿居」から転じて「宿院」と呼ばれるようになったと言われる。古くから夏の大祓日に住吉大社から神輿を迎え、境内にある飯匙堀で「荒和大祓神事」が行われてきた。
明治以降は大鳥大社からも神輿の渡御が行われるようになり、国境の町「堺」を象徴する、摂津国和泉国両一宮の頓宮となった。現在は、7月31日に大鳥大社から、8月1日に住吉大社から神輿の渡御が行われている。
神社としては、大正期に境内へ遷座された「波除住吉神社」と「大鳥井瀬神社」の二社がある。堺大空襲による焼失以前は二社殿が並んでいたが、以降は一社殿にて合わせ祀られている。





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