【堺市指定無形民俗文化財】 石津太神社のやっさいほっさい 石津太(いわつた)神社のやっさいほっさいは、毎年12月14日、西区浜寺石津町中4丁の石津太神社で行われます。この地に漂着した蛭子命(ひるこのみこと)を村人が助けあげ、火を焚(た)いて体を暖めたという故事にもとづくものとされています。神木を積み上げた「とんと」に火をつけ、村人から選ばれた「戎(えびす)さん」が担(かつ)ぎ上げられ、「やっさいほっさい」の掛け声とともに火渡りを行ないます。エビス信仰と修験道が融合した特殊な内容は、まさに「泉州の奇祭」の名にふさわしく、その信仰的背景が注目される民俗文化財として大変価値が高いとして評価を受けています。 堺市HP |