大神山神社(奥宮)
おおがみやまじんじゃ


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【由緒】

上古より此山に座す大山神の事は本社の由緒に記せり、大神谷に本社の冬宮を建立せる後、夏季奉仕の社として社僧は此の夏宮に本地佛を置き、大山権現又は大山智明権現と称し、例祭祭祀の典式等旧時の遺風を存し、全く神事を廃せざるものあり、(明治維新前までは元汗入八橋両郡の社家集まりて祭祀を奉仕し神幸等の儀式も全く是等の社家にて行ひしと記録に見ゆ)世俗智明権現に地蔵佛あるを知ると雖も、上古よりの神社なるを知らざるに至り隠晦して年を経る事久しかりしが、明治4年本社は國幣小社に列せられ、尋で明治8年此の社宇を大神山神社奥宮と定められたり。

鳥取県神社誌






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