最初は今の社地からほぼ700m東南の補陀落山觀音寺附近の台地に祀られたものと想定される。 『式内社の研究』で志賀剛は、「阿比地」は「阿由地」の訛りで湧水の地であると考え補陀洛山観音寺の閼伽井のあたりを旧址と記している。 |
丹州観音寺 開創720年(奈良養老四年) 観音信仰のお寺です。 丹州観音寺は、奈良養老四年(720年)にこの地を訪れた法道仙人によって開かれたお寺です。 平安時代(961年)になって、空也上人が七堂伽藍を建立し、丹波地方の観音信仰の中心となって栄えてきました。 その後鎌倉時代に最盛期を迎え、北条時頼・貞時等の比護を受け、25余坊の寺院をもつ中本寺の寺として栄える。 約3600通余りの古文書、聖教類(京都府指定文化財)が現存します。 あじさい寺といわれるゆえん 観音様の霊力で眼病が治り、再び光明を得たお礼にと、七色に変化する光の花あじさいを数本植樹されたのがあじさい寺のはじまりです。 約50年前、ご本尊十一面千手千眼観世音菩薩(秘仏)のご開帳に万灯万華(まんとうまんげ)をお供えしようと発願がありました。 その時、以前眼病が治ったお礼にと植えられたあじさいがよく育っていたこともあり、あじさいが観音寺の土地に一番合うだろうということで選ばれ、多種植樹されたのが、「あじさい寺」と呼ばれるようになった所以です。 心の疲れを癒し、明日を生きる英気を養う為、是非お参りください。 公式HP |