上村集落の中央部東端に位置する。旧社地は、大日寺東南隅に所在したが、合祀後の圃場整備で失われた。現社地は、大日寺西方に位置するかまくら古墳の墳頂部を創平したところに、分祀後の小祠が設けられている。祓川上流右岸の河岸段丘上に立地し、標高は18m前後である。南東約300mには、「カゴ山」と聡する標高30m程の山丘がある。 古くから上村の産神と言われ、明治2年に八王子祠を八柱神社と改称し、社格は村社であつた。御巫清直により、式内天香山神社にあてられた。明治45年5月23日には、大字齋宮の式内竹神社に合祀された。その後、昭和45年に氏子らの総意により、旧社地西方50m程の地にあるかまくら古墳墳丘上に、小祠を設け分祠された。 隣接する大日寺は、別当寺にあたるものであろう。 |