織殿神社
おりどのじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】大海田水代大刀自神社 伊勢国 多気郡鎮座

   【現社名】織殿神社
   【住所】三重県多気郡明和町大字佐田1284番地
       北緯34度33分50秒,東経136度37分7秒
   【祭神】天八千々姫命
   【例祭】毎年12月の第3日曜日
   【社格】
   【由緒】

   【関係氏族】麻績氏
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       

   【境内社】

この地は麻績郷と呼ばれた地域で、一帯に勢力を持った麻績氏が創建したと伝。麻績氏が伊勢神宮へ奉納する衣の生産を一部行っていたことから、この社の織殿の名があるとされている。
明治35年の『村社織殿神社御由緒調査書』には、社掌田邊宗次郎が当社を式内大海田水代大刀自神社としている。


織殿神社

本殿 神明造、境内571坪、氏子51戸(小藪・西出・須田)                  平成22年12月には式年遷座祭を執り行う。本殿、拝殿、玉垣を新造する。 〔境内に現存する古い奉納物〕
@社名額 正徳5年(1715) A大石鳥居 嘉永7年(1854)B石灯篭 宝暦7年(1757)1基、天保5年(1835)1基、嘉永6年 (1853)1基)C幟石柱 明治24年(1891)
由 緒
 創建の年は不詳であるが、古くこの辺りは麻續郷(おみごう)と呼ばれ、『伊勢国風土記』の一部残されている文書には、「麻續の郷となずくるは、郡の北に神あり、この神、大神の宮に荒妙(あらたえ)の衣を奉る。神麻續(かんおみ)の氏人等この村に別れ居りき。よりて名となす」とあり、一説には、この麻續氏が自らの祖神をこの地の小藪に祀って、神宮に奉献する神衣を調製していたので、織殿と称するようになったと言われている。
 また、往古、神宮の神御衣祭(かんみそさい)に荒妙を供える神麻續機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ、松阪市井口中町)に奉仕した人々の中には、この地に住む者も多く、神職がここから機殿へ往来したという禰宜道(ねぎみち)の跡も残っている。
 江戸時代には織殿八王子と呼ばれていたが、明治5年の神社改めで織殿神社と改称された。

三重県神社庁



織殿神社由緒

創建の年は不詳であるが、祭神は天八千ケ姫命と言い伝えられる。
古くこの辺りは麻績郷と呼ばれ、『伊勢国風土記』の逸文には、麻績の郷となづくるは、郡の北に神あり、この神、大神の宮に荒妙の衣を奏る、神麻績の氏人等この村に別れ居りき。よりて名となす」とあり、一説には、この麻績氏が自らの祖神をこの地の小薮に祀って、神宮に奉献する神衣を調製していたので、職殿と称するようになったと言われている。
また、往古、神宮の神御衣祭に荒妙を供える神麻績機殿神社(松阪市井口中町)に奉仕した人々の中には、この地に住む者も多く、神職がここから機殿へ往来したという禰宜道の跡も残っている。
平成22年12月 吉日
式年遷座記念 寄進

社頭掲示板



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