外宮の摂社16社のうち第10位である。 月夜見宮の同域内東方、月夜見宮に向つて右斜め奥に祀られている。 『斎宮式』に「川原国生社」とある。 中世衰え、江戸時代のはじめには福島助六の所有地となっていた。 その地へ復興しようと福島氏に交渉したが成らず、 寛文3年(1663)に再興し、現在は月夜見宮の宮域内にまつられている。宮川の高河原の土地開拓の守護神としてまつられたものである。 御巫清直は一之木町の須原大社を旧社地と述ベている。 |
高河原神社 高河原神社(たかがわらじんじゃ) 豊受大神宮摂社 月夜見尊御魂(つきよみのみことのみたま) 祭神は宮川の高河原といわれた土地の開拓の守護神。月夜見宮の宮域内で同宮右後ろ(東北)に鎮座されている。 神宮会館 |
川原坐國生神社 川原は加波良と訓べし、國生は前に同じ○祭神月夜見神御玉○沼木郷月読宮地内東に在す、(神名略記)○式四、(伊勢大神官)度曾宮所摂十六座の第十に載す、○神名略記云、今号高河原社祭祀之、 神社覈録 |