蚊野神社
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   【延喜式神名帳】蚊野神社 伊勢国 度会郡鎮座

   【現社名】蚊野神社
   【住所】三重県度会郡玉城町蚊野字里中1807
       北緯34度29分21秒,東経136度36分1秒
   【祭神】大神御蔭川神
       『儀式帳』『神名秘書』『類聚神祇本源』『神宮大綱』『神宮要綱』大神御蔭川神
       度会延経『神名帳考証』瀬織津姫命
       度会正身『神名帳考証再考』穀霊を祭る
       薗田守良『神宮典略』大御神の御恩頼を蒙る川の神

   【例祭】10月20日 神嘗祭
   【社格】
   【由緒】雄略天皇朝に創始と伝えられる。
       文永3年(1266)12月30日造営
       暦応3年(1340)12月8日造替
       それ以降、明確に造替を記した史料はない
       寛文3年(1663)9月7日河辺精長により再興

   【関係氏族】
   【鎮座地】当初鎮座の地とされる
        中世廃絶
        寛文3年(1663)9月7日河辺精長により再興

   【祭祀対象】外城田川の神恩
   【祭祀】中世廃絶
   【社殿】正殿神明造板葺
       玉垣御門・玉垣・鳥居

   【境内社】

内宮の摂社27社のうち第7位。
県道13号線、蚊野交差点の北に鎮座する。集落の中に叢林がある。
往時このあたりには外城田川が流れていたと思われ、蚊野の田野をうるおす外城田川の神恩を祀ったと思われる。
昔は、前殿に御前社があったが、再興されず現在は、御同座に祀られている。
中世廃絶し、寛文13年河辺精長により再興再建。
寛文の再興以前より現地に社があつたことが認められ、その社は幅二十間余四方も有り、古より舎壇のあつたことが記されている。また、この社の奥の所を掘つた時、昔の柱穴や朽ちた柱を掘り付けたとあり、旧地と認めている。この地への再興に関して異論は出されていない。
蚊野御前神社は内宮の摂社27社のうち、蚊野神社に次ぐ第8位である。正殿は中絶し、蚊野神社に同座する。
祭神は御前神(みまえのかみ)。『宇治山田市史』では「蚊野御前神」とする。蚊野神社の祭神・大神御蔭川神と同じく、外城田川の支流の川の神とされる。大神御蔭川神をなだめ、支える神である。


蚊野神社かのじんじゃ

皇大神宮摂社。御祭神はこの地方の開拓守護神として田野をうるおす灌漑用水の神、大神御蔭川神(おおかみのみかげがわのかみ)。 摂社の蚊野御前神社が御同座されています。蚊野の松並木に昔の熊野西国街道の名残りを偲ぶことができます。

せんぐう館



蚊野神社

蚊野は加能と訓べし○祭神太神御蔭川神○田辺郷蚊野村に在す、(神名略記)○式四、(伊勢大神宮)大神宮所摂廿四座の第五に載す、〇儀式帳云、称太神御蔭川神、形鏡坐、大長谷天皇御宇定祝、

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